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     2023.10.29 Sunday

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     2011.03.29 Tuesday
同期のMAKIが今日、PPLのフライトテストに合格した!!!

天気に恵まれずにフライトが遅れがちになっても腐らずにがんばったおかげで、すばらしいMINIMUM DIST. LANDINGでテストを締めくくっていた。多分、今は同期の中で一番着陸がうまいんじゃないかな。おめでとう!



テスト機はEBMだったけど今日の写真がこれしかなかったので。。。EBP


XC大変だけどがんばっていきまっしょい。
     2011.03.21 Monday
ブログに書きたいことはたくさんあるのだが、地震の影響もあって更新ができないでいた。その間もいくつか記事は書き溜めていたので、今回は、PPLテスト前日の訓練内容を上げよう。こいつは残しておきたいのだ。


この日の訓練は、本番の試験のつもりで飛んだ。隣のKUNIさんを試験官だとおもって飛んだ。今までどおり飛べば問題なかったが、試験の重圧を感じていたのかもしれない。今までの訓練では露見しなかった、致命的なミスを連発した。


テストは大体「WEST」と略称される空域で行われる。特に最近は地震の影響で市街地上空に飛行制限空域を通ることができないので、南側の訓練空域が事実上使えない。テストに関して言えば、想定する空域がひとつにしぼれる反面、混んでくるので他のTRAFFICに注意しなければならない。



右下の黒い十字がCH。離陸後、北西に向かうとWESTへつづく林地帯が。

林地帯の手前にあるLOW FLYING ZONE(L1)でLOW FLYING とPRE-CAUTION LANDINGをした後、林地帯の境界線に沿って西に向かう。林地帯の北側か南側(実際には北側の河岸)のどちらを通っていくかは、CHでの使用RWYによる。02の日は北に向かって離陸するので林の北側を通って西に行き、南側を通って帰ってくる。20の日は逆になる。

いずれにしても、この2本のラインは空の幹線道路のような状態になっていて、L1からこの幹線道路に入るときはCHCHから離陸してくる飛行機に十分気をつけなければならない。わき道から環八にでるような感じだ。そしてこの日私がやったことは、四面道交差点を青梅街道からウィンカーも出さずに目をつぶって右折するようなものだった。


L1から1000ftに上昇しながら「環八」に乗ろうとしたとき、東側から河岸に沿って飛んできたヘリに気づかなかった。300ftくらいだっただろうか、とにかくそいつがすぐ上にいた。

この付近は1000ftまでVFR TRANSIT LANE(T858)になっている。TWRの許可が必要なCTR内なのだが、特別に1000ft以下であれば好き勝手に飛んでいいエリアなのだ。それ以上の高度を飛ぶときはまだCTR内なので、無線をTWRの周波数にあわせている。同じ周波数にいれば、自分や相手の意図を示したり、知るためにRADIOを使うことができる。ちょうどわき道から出てくる車のウィンカーのようにだ。

だが、LFZにいる私は違う周波数にいる。RADIO波使えない。上昇を完了してから、入るべきだった。ORBITのひとつでもかましてから余裕を持って入るべきだった。ウィンカー出さない車も要るから、右見て左見てまた右見てって小学校で教わったのに。。。orz




駐機場でEBPに乗り込んでイメトレ。高性能趣味レータ。


そういえばこんなこともあった。離陸直後のことだ。CROSSからLFZに向かう途中にTWRから

「ヘリが1時の方向にいて800ftをお前さんに向かって飛んでいるから見えたら言って」

と言われた。looking for trafficと言ったあと、目を皿のようにして探したが見つからない。下を飛んでいるヘリは見つけづらいのだ。そろそろLFZが近づいてくる。HASELLL CHKもしなけりゃならないし、L1のTRAFFICも確認しなけりゃいけないし、APP.CONFIG.にしなきゃいけないし、L1の境界線も頭に入れて絶対にバスティングしないようにしなきゃいけないし、あれ、ヘリはどこだっけ、無線を変えなきゃ。ふと高度計を見ると、1000ftというREF.ALTをはるかに超えた高度にいた。これが意図したものであればすばらしかった。下を飛ぶヘリとの間隔をあけたという意味で。はいすいません。ただ忘れただけでした。


書き出せばきりがないが、すべて「A N C A」を忘れた結果だった。すなわち、AVIATE NAVIGATE COMMUNICATE ADMINISTRATE だ。いつだってこいつを忘れてはいけない、とはKUNIさんの教えだ。

最後に最もCRITICALなものを挙げておこう。CIRCUITのJOININGで、TRAFFIC/NON-TRAFFIC SIDEのBRIEFINGをしたにもかかわらず、降下を開始する地点を間違えた。「TRAFFIC/NON-TRAFFIC SIDE」とCALL OUTしたはいいが、それがうまく判断に結びついていなかった。CALL OUTのあと、JOINするRWYの「数字を踏んでから 」降下を開始し、反対側の「数字を踏む前に」CIRCUIT HEIGTにいるようにする、と考えたらどうかな。。。



朝。ALTO STRATUS 邦名 高積雲。

最近はちょっと試験に受かろう、受かろうとする気持ちばかりで、もっと重要なことを忘れていた。PPLに受かった後は、法的に「パイロット」になる。飛行機を飛ばしてどこに行ってもいいことになる。(厳にはXCなしのRISTRECTEDで取るので、XCが終わるまではどこにいってもいいわけではないが。。。)

試験はダンスだ、と言った。一理あるかも知れないが、試験に受かるだけじゃダメだ。STEEP TURNやMEDIUM TURNをひたすら練習したし、それをビッタリ行うのはすばらしいことだけど、今絶対にできなきゃいけないことは、どこにいっても、それがたとえはじめていくようなところであっても、飛行機を他の飛行機とぶつかるようなところに持っていかないこと。
     2011.03.07 Monday
明日はRYOのPPLフライトテストだ。私のは水曜。


B3のLNDING @ RWY29 & TAXING ON E14

フライトテストは、ダンスだ。決められた振り付けを手順どおりできるだけ正確に踊りきればいい。昔、普通自動二輪免許を鴻巣の免許センターの一発試験で取ったときも、同じことを思った。確か、すべての右左折の直前にやる巻き込み確認の30m手前で幅寄せが完了しているために、その幅寄せを開始する3秒手前にウィンカーを出す、みたいなことを全部の交差点について覚えてがんばって取ったんだった。クランクやS字をしながら次のウィンカーの巻き込み確認をしたりするのはLOOK OUTしながらのSLOW FLIGHT みたいだ。スラロームはSTEEP TURN、一本橋はCENTRE LINE、急制動はMIN.DIST. LDGに似ている。笑


Cashmere hillの上空のbase legにはQ-800!! TAXIWAY AにはATR!!!


あの時は、鴻巣でも厳しいって評判の現役白バイのおっさんが試験官で、めちゃくちゃ運が悪いっておもったけど、やる前にひたすらイメージトレーニング(特に急制動で後輪をロックさせないこと、一発フェイルだから。)をして順調にこなしていった。失点が積み重なって基準に達した時点で、戻って来いと無線が入るシステムだった。これなんかは今回でいう「NZWLのJOININGがない=ダメ」みたいななもんかな。笑


こいつがATR。日本じゃ見ないとおもうがどうだろう。


終わって駐輪場に戻ってくるまでバイクの無線は何も言わなかった。代わりに歩道にある電話を取ると、

「よくできてたよーーー」

という野太い声が。笑



日本の第二陣救助隊と物資を載せた政府専用機が先週到着した。感慨深いが、こいつがここに来た理由を考えるとやはり悲しくなる。


あれと同じことをやればいい。最も重要なことは、絶対に悪い想像をしないということだ。何かクリティカルなことがおこったとき、トラフィックの無線が聞き取れなくて頭が真っ白になったとき、だめだと思ってはいけない。大丈夫だと自分に暗示をかけるんだ。

練習のとおり、ダンスを踊りきればいい。



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2018エアライン

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