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     2019.01.29 Tuesday

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     2011.10.24 Monday
土曜に弱い寒冷前線が過ぎて、相対的に高圧部となったCanterbury。テスト日の日曜になってやっと天気が回復した。ただ、午前のうちはゆるい南風が残っているため、雲が低い可能性があるかもしれない。TAFという空港の天気予報によると、朝から22005kt BKN2500。雲が2500ってことは、山に向かって標高が高くなっていくWestでのテストは厳しいかもしれない。失速系のエアワークを見るために、地上から2500ftまで上がる必要があり、Westでは海抜で3500ftまで上がらないとこれが取れないからだ。さらに3000ft以上を飛ぶ際は雲から1000ft垂直距離をとらなければならないので、実際雲が4500ft以上ないと法律上飛べない。Selwynという海側の訓練空域に行く可能性もあるが、普通はがんばってWestにいくようだ。

朝一番にハンガーに行き、試験部屋に必要なものをきれいに並べる。すぐにハンガーに行き、飛行機を点検して表に出す。もう何百回も繰り返してきた動きだが、今日でチェロキーのプリフライトをするのも最後かもしれない。中へ戻ると試験官のDAVEがちょうど到着したという。急いで部屋に戻ると、Air New ZealandのIDを首からぶら下げた40代くらいのおっさんが中に座っていて、笑顔で手を差し出してきた。

「こんなにきちんと準備された部屋は初めてだ、ありがとう。」

好印象。自己紹介をして、早速log bookの確認。Ground workはすでに終わっているので、軽い口頭質問のみでさくさく進む。ちゃんとKDR(テスト間違えたところの復習レポート)の内容を一枚一枚確認している。私は自分が間違えたところ以外に、関連項目も含めてまとめてあったのでここでも好印象。ひーこらいってやった甲斐があったってもんだ。フライトテストの説明では、リラックスして、普段どおりの実力を出せばいい、NO TRICKSだと。

Peterとは大違いだ。

ひととおりのチェックを終えたあと、今日はSelwynにいこうといわれる。雲が低いので予想はしていたが、本当にきたか。あまりForced Landingの練習をしていないエリアだったが、言い訳はできない。5分でレセプションといわれる。フライトのAuthorizationもTWRへのNotificationもすぐにできるように準備していた。時間ぴったりにDaveが現れ、レセプションを出る。ここまでは上出来だ。

外に出て飛行機まで歩いていく間に、Pax Briefing(お客さんへの注意事項の説明) をすることになっていたが、省略していいという。練習してきたのに残念だ。その代わり彼がどんな仕事をしているのかを聞いてみた。Air New ZealandでA320のキャプテンをしているという。先ほどからの態度や雰囲気からも感じるが、いかにもキャプテンという雰囲気だ。一言で言えば、

Peterとは大違いだ。笑 (Peterのことを嫌いだといっているわけではない、念為。)

プリフライトでは多少マニアックなところを聞かれたがチェロキーのエンジンベイ内にあるものはほとんどすべて把握していたので、問題なし。機体に目立つ塗装のはげを指摘して、こういう状態で飛行機を保管してはいけないな、と苦言を呈していた。トマホークやアルファと比べて、チェロキーは古い。ボディの表面にある直径1mmくらいの穴を指してなんだと聞かれたがわからなかった。よく見ると、小さな亀裂の末端にその穴は開いている。これは、整備士がこの小さな亀裂をそこでストップさせるために施した処理だという。見た目は仕方がないのかと思っていたが、確かにCorrosionは機体の強度にかかわってくる。よく整備されているが、そろそろ引退を考えるべきかもしれぬ。

機内に入り、あらためてPax Briefingを流す。ドア、緊急脱出手順、シートベルト、緊急用装備の説明、コントロールに触れないこと、機内は禁煙であること、今日のフライトの目的地、予想飛行時間、天候状況、その他の注意事項、、、旅客機に乗ったときにアナウンスされる内容と同じ内容だ。実はこれらは法律で定められている。チェロキーといえど例外ではない。ここからは普段どおり。自動的に体が動く。チェックリストをもれなくこなし、離陸前のBriefing で今日考えられるThreatを読み上げ、Max Performanceで離陸。

試験の項目にはないが、単なるTransit中にStraight and level, descend, climb という基本マニューバを繰り返し繰り返し要求され、VSIがとまるところまで完全にトリムを取りきることを強調された。一定の姿勢で一定のPerformanceでまっすぐ飛ぶこと。いかにもライン機のパイロットという感じだ。

Turn系をそつなくこなし、落ち着いたところでMax Rate Turn。私の得意技だ!!
     2019.01.29 Tuesday



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