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     2023.10.29 Sunday

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     2009.03.30 Monday
2社連続で役員面接に落ちるのは、なにか共通の、しかも根本的に勘違いをしている可能性がある。

ある質問が出て、それをポジティブにポジティブにアピールしようとして論理破綻し、自爆するという点だ。論理破綻そのものよりも、ネガティブな事象を正面から見据えず、自分のミスを省みない人間だと思われた可能性が高い。

浅はかでした、軽率でした、と認めたうえで、それをいかにリカバーしているかをアピールする方法に変えよう。
     2009.03.26 Thursday
どんなに劣勢でも、冷静でいることの重要さは露ほども動じない。焦っても気負ってもだめなのだ。それまで正しいと思っていたことが、実は違うということもある。気づかせてくれたことは大変ありがたいこと。

先日、4次試験を受験した。現在は結果待ち。言うことなすことほとんどうまくいったようには思えないが、悪いところは拡大されて記憶に残る。

起こったことをくよくよと思い悩むことは、パイロットが一番してはいけないことだ。頭を柔軟に、目線は次へ。
     2009.03.01 Sunday
NY上空300ft。
激しいストームに突入したような音。
エアコンを通して漂ってくる焦げ臭いにおい。
両エンジンが停止し、推進力がすぐに失われた。

ラガーディアにもどるにもティータボロに行くにも、低すぎて、遠すぎる。
空港以外で、A320が降りるのに十分にスムースで広い接地面という条件で
残った唯一の選択肢は。。。

左下に見える川か。。。




・・・だけどこの質問者はちょっと間抜けだなー
「実行したこと」のみを淡々と答える(当たり前だ)サレンバーガー機長と、
どうにかして感傷的なことを引き出したいインタビュアー。
この対比が、プロフェッショナルとそうでない人の思考回路の違いを浮き彫りにしている。

「祈ったりする瞬間は?」
『降ろすことに集中していたので。。。』
「本当に3分半に感じましたか?」
『えぇ』
「スローモーションに見えたりとか?」
『いいえ』

『重要なことは、両翼を同じレベルに、機首を上げて、最小で十分な速度で。そして
それらを同時に行うことでした。』
「難しかったですか?」
『いいえ。訓練どおりに、でした』

「コクピットで何を考えていましたか?」
『川に浮かぶ船の近くに降りれば救助が早いかなとかそういうことです。』 

『私の衝撃に備えよ、の命令のすぐあとに、分厚いコクピットドアの向こう側からクルーが
頭を下げて、と叫びだすのが聞こえ、満足しました。何度も繰り返してきた訓練どおりでした。』
「それでもまだ、もしかしたら、、、ということもあったわけですよね?」
『出来る、と確信していました』









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プロフィール
2010パイロット訓練
2013インストラクター
2018エアライン

命を削って、ニュージーランドでキャリアを掴む
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