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     2023.10.29 Sunday

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     2009.04.16 Thursday
パイロットにとって重要なことは大きく分けて次の二つだという。

ひとりでも怠けず焦らず必要なことをこつこつとこなすことができる自律心
圧倒的な量の情報を仲間と協力して処理していく協調性

これを両輪として備えていることが、限られた期間で旅客機の操縦(=他人の命を預かること)をマスターするために必要な気質なのだ。

協調「性」、というけど、要は協調する意思の有無のことをいっているんだと


思っていた。


ところが、先日の自分の面接風景観察でわかったことは、協調する意思を内側に秘めていても、うまく伝えなければ協調する意思がないと見なされ、協調できないこともあるだろう。結果として周りと協調できなければ、協調性がないということになる。


初対面の人が苦手なのは、自分がふくれっつらをしていてそれを見た人もふくれっつらになってそれを見た自分もあいつふくれっつらしてらぁと再認識することで、お互いの第一印象が悪くなるからかもしれん。

この一年はできるだけニコニコしていることにしまッス

     2009.04.15 Wednesday
さっき、自分の面接風景を携帯で動画撮影してみた。

半端ではなく、下手である。

口角が下がっていて、ふてくされているように見える。
均等に目配りをしているつもりが、キョロキョロと落ち着かない。
目線と同じく身体の動きも落ち着かない。
たまに顔は正面で目だけが斜め前を見るように動いて自信がなさそう。

それに加えて、整理されていない文言をつらつらと並べ立てる。
話が長いことそれ自体も良くないが、話が長いことでその最悪な
挙動不審さを「長く」さらしてしまうことが問題だ。話せば話すほど
卑屈に見える。

私が面接官だったら、こんな神経質そうな男をパイロットにしたいとは
思わないかもしれない。。。

余裕がまったく感じられない。もっと動き全体を80%くらいゆっくりにしなければ。
そして、セリフを20%くらいに減らさなければ。舌足らずな部分はどうせ質問で
つっこまれるんだから。そりゃあ、だめですよこれじゃぁあんた。。。

要、改善。
     2009.04.14 Tuesday
今回は書類選考で落ちてしまった。

落ち込んでも前進することはないので、落ち込むのはやめよう。
挑戦することが思い出になるにはまだ早い。
目標は、達成することでしか報われない。
幸いなことに、まだチャンスはある。
絶対現実から目をそらすな。
飲み込まれないように。
時間を大切に。
日々を誠実に。


目標を持つということは、もとより憂鬱なことなのだから。
     2009.04.09 Thursday
冷静になって考えてみると、パイロットになるための適性は最終選考までに吟味されているはずだ。では、最終面接で落とされるということは、何を意味するのか?たとえば、JALエクスプレスC制度の試験は、以下のような構成だ。

1次試験:学力検査・・・普通の学力があるかどうか。
2次試験:1次面接・・・普通の対話能力と、周囲に協調する意思があるかどうか。
3次試験:航空適性検査・・・航空機の操縦に必要な資質があるか。
4次試験:身体検査・・・第一種航空身体検査を定年まで維持できるか?

ここまでで、パイロットにおそらくなれるであろう資質をもった人間が選別される。そして、私はここまで到達した。つまり、パイロットになる資質はあるし、そのことには自信を持って良いはずだ。

だが、最後には落ちる。なぜなら、

5次試験:最終面接・・・社員として迎えたいかどうか。

であるから。私が経営者なら、莫大な費用をかけて育て上げる自社養成パイロットは、自社の文化を信頼し、尊重し、体現する人間を選びたいと思うかもしれない。そうであるなら、現時点で私の社会人としての働き方、考え方、行動が、彼らの会社にそぐわないと判断されたということだろう。

そこまでわかれば、エントリーする者としてとるべき行動は次の2つだ。

?今の社会人としての働き方、考え方、行動を疑ってみる。⇒パイロットに再挑戦
?今の社会人としての働き方、考え方、行動を信じて疑わない。⇒パイロットになることはあきらめる。

幸いにも、今回の募集には再応募が認められている。私は、?を選ぶと決めたのだ!!
     2009.04.06 Monday
下の記事も。
何だかんだ言って悔しいのでしょう。でも、心を掘り下げすぎてはいけない。
気持ちを外に。意識を周りの人や環境に!!
MTBで山でも走ってこようか。。。

最も恐ろしいのは、現実感がなくなってしまうことだ。目的は、達成することにこそ意味がある。目的が思い出となってリアリティが失われることだけは絶対にだめだ。達成のための布石を打ち続けよう。何があっても、どんな結果になっても、自分を哀れんだり、誰かに話すことで安心したり、今の仕事に打ち込めない言い訳にしたりしないようにしよう。

あと何ヶ月か後には、一度試験に落ちたあのビルの扉をくぐるはずだ。今の自分では、まただめかもしれない、という不安のほうが大きくなってしまうだろう。リラックスして堂々と、落ちるはずがないという気持ちで、あのビルの中に入っていけるように!!そのために今出来ることをやろう。そのための時間は、あと数ヶ月しかない。


     2009.04.05 Sunday
青いタヌキが過去にいけるマシンを机の引き出しの中に作ってくれたとしよう。

落ちた最終面接の日に戻り、今の自分が面接を受ける前の自分にアドバイスをするとしたら?

・絶対に緊張しすぎてはいけない、リラックスすることが、最も重要なことだ。
・第一声を大きめに。嫌な緊張がほぐれる。
・顔と身体ごと、正面を向けて。
・会話の途中で質問をするというのもいいだろう。
・無理に自己正当化をすると落ちる。
・面接官の聞きたい答えを。彼らは質問に強調してほしいのだ。
・質問に、面接官の意見が入っているときは、まずその意見に協調して敬意を示す。
・否定的なところはそう捉えてもいいから会話のキャッチボールをたくさんすること。

緊張してしまうと、それ以外のアドバイスにあるようなことを体現する余裕を失う。リラックスは、すべての前提である。無論、上記はことの良し悪しではない。価値観に逆行する判断もあるが、合格するために必要な情報だ。個人的には、「協調性」とか「コミュニケーション能力」などという巧妙な言いかえをして、「人柄」を重視する採用方法は一種の差別ではないかと思うのだが、現実がそうなっているのだからしかたがない。今後は、苦手な人との会話やグループになったときの大勢の会話の中に積極的に入っていってトレーニングをしよう。。。

パイロットに「必要」なことは、
 日本語と英語を使って他人と普通にコミュニケーションが取れること。
 第一種航空身体検査基準を定年まで維持できる可能性が高いこと。
 自主的に努力を継続できて、プレッシャーに負けずに資格試験を通過できること。
 会社や社会に壊滅的な危害を及ぼす程の、明らかな人格的欠損がないこと。
 
だ。私は、上記のすべての条件を満たしているので、自信を持つぞーオウ。

     2009.04.02 Thursday
2社で落ちた面接で、共通したパターンがあった。それは以下のようなものだ。

面接官の格好の質問のターゲットとなる、あるネタがある。これを一生懸命肯定的に説明しようとするのだが、なかなか面接官を納得させることが出来ない。弁解が新たな突込みを生み、論のぶつけ合いになる。つまり、会話がキャッチボールではなくドッジボールになってしまう。そこに時間を割いてしまうため、結果として「強情な印象」を与えて、「仲間と協力して厳しい訓練を乗り切っていくのにこれじゃぁ心配だな」という結論となってしまう。

面接官は、かたくなに事実を肯定する私を見たいのではなく、質問に協調してほしいのだ。そのためには、否定するところと肯定するところをフェアに、バランスよく伝えればよい。そして、さっさとドッジボールをやめてキャッチボールに時間をあてよう。


役員面接ではねられるということは、最終人事権をもつ人たちが、自分達の身内にしたくないと考えたということだ。「今のままのあなたでいるなら、パイロットにはなれないでしょう」とアドバイスされたということだ。つまり、試験に通らなかったという事実は、剋目すべき情報である。だって、そのまま受かっていたら後々フェイルしていたかもしれないということだから。

パイロットになれないかもしれない、という自分の胃袋の裏あたりにあるしこりは、「今のままの私」を象徴している。苦手なものがあって、そいつをぶら下げたままにしているから、スッと一線を越えるイメージがもてないのだろう。それが何かは、実はわかっている。つまり、●●●という事実。それが「強情な」印象を与えることもあるだろう。

では、「強情な」印象を払拭するにはどうしたらいいだろうか。面接時の態度にそれは表れる。面接とは、初対面の人たちが向かい合って行う会話だ。初対面の人たちと向かい合うとき、私は緊張するし疲れる。

ところが、これと同じ状況を日常生活でしょっちゅう経験している。 仕事で初対面の人と会話をする場面はあるし、「初対面の人」を「苦手な人」としても良い。要するに、普段なら目も合わせないような、緊張して逃げ出したいような相手にわざわざ話しかけていって、ニコニコ笑ってコミュニケーションを取ればいいのだ。そうやって、私の根本的な人間性に付け焼刃ではない小さなアップデートをかけ続けることで、胃袋の裏を軽くするのだ。

よっしゃー早速実践だ!!



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プロフィール
2010パイロット訓練
2013インストラクター
2018エアライン

命を削って、ニュージーランドでキャリアを掴む
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