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     2010.03.31 Wednesday
日帰りで大阪、しかも車。
渋滞にはまりながら、往復だけで半日近くかけて、フライトスクールの座談会に行ってきた。

3/20に行ってきたのも、同じ学校の座談会だ。2回目に参加したのは、現在某社で738のパイロットをしている卒業生の方に会うためだ。私がずっとメールのやり取りをしている、海外のラインパイロットになった元教官の方から、この卒業生の方を紹介され、直接お話がしたかった。

ちなみに、「説明会」ではなく、「座談会」としつこく使っているのは、本当に、そこらのカフェで会って、数人で話をするだけだからだ。日本での営業活動に時間と金を割けないためだが、私はそこが気に入っている。個人的な質問が沢山できるし、訓練機材や環境は抜群なのに、営業活動がカツカツなのは、ぼったくってない証拠だ。

・・・先週、先々週と座談会に参加し、得た情報の中で、最も普遍的なもの(つまり、誰にでも有用なアドバイスになるという意味)は、

 どうやったらパイロットになれますか、という質問が成立しない。

ということだ。前の記事で、質問が難しいと書いたのは、そういうことだ。


本当に、あなた次第ですよ、と。当たり前だが、パイロットになれるかどうかは、極めて個人的な問題なのだ。「個人的な問題」という意味は、誰にでも当てはまるようなアドバイスがしにくい、ということ。その人の年齢、経済状況、目的意識の強さ、性格、訓練後どの程度の錬度に達するか、訓練を終えたときに採用があるか、、、無数のパラメータが存在するので、予測は不可能。私たちにできることは、

 必要な環境を持つ学校を選び、死ぬほど努力し、採用があることを神に祈る。

これしかないのだ。


いい学校を選ぶことは、極めて重要だが、これはあくまで前提である。いくらいい学校を選んでも、努力を怠ったり、採用募集がなければ、パイロットにはなれない。借金をかかえ、空飛ぶ免許を携え、飛ぶこととは関係のない仕事に就くという人生になるかもしれない。だが、少なくともいい学校を選ばないと、募集があったときに採用されるだけの技量を身につけることができないのは確かだ。

そういうところまで想像力を働かせて、腹をくくって、だめでも絶対に人のセイにしない。C制度に挑戦していたときと、明らかに違うメンタリティで臨まないと、だめだということだ。

だが、悪い気はしない。もとより、そういうふうなサバイバルに耐えられるような人間になりたいと思っていたし、これで「一生安泰」みたいなのはうそっぱちだ、と考えるタチなので。


次回、座談会で得た情報を元に、良い学校とは何かを考えてみたい!!


P.S. 誤解のないように言っておこう。自社養成制度や、航空自衛隊に若くして入ることは、日本でパイロットになれる可能性が最も高い。「採用の不確実性」にたいし、シード権を持っていることになるからだ。だから、(好き嫌いは別にして)若い人はまず、こちらの制度を目指すべきだ。



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     2010.03.29 Monday
飛行機の海外訓練校は、月間専門誌などによく広告が出ている。

その中には、カラーで立派なものもある。カラーでなくても、毎月日本の雑誌に広告を出しているからには、かなりのお金がかかっているわけだ。

そこで、考える。 このお金は、誰が出しているんだろう。

当然、学校が雑誌に払うわけだが、その原資は?答えは簡単。生徒の学費だ。この業界は、本当に玉石混合で、平たく言うと、「ぼったくり」が発生しやすいし、実際にあるようだ。パイロットでもない日本人が現地の学校に「●●コースを日本人向けに売ってやる」という営業をかける。彼らをエージェントという。エージェントを介する学校というのは、その中間マージン分確実に高くついているはずだ。彼らに、訓練の質をコントロールする能力はないだろう。悪徳業者に引っかからないというのは、飛行機の訓練を始める前段階の話だが、重要なことだ。大金を払うわけだから。

私は、民間学校に入ってパイロットになりたい人を、啓蒙する必要を感じている。
私が考える情報の集め方としては。

口コミ。
説明会での質問。・・・が、質問を作るのは難しい。理由は後日。
担当者とのメールのやり取り。
卒業生との連絡。
実際にあってみて信頼できるか。 

・・・至極、当たり前のことだ。

先々週、先週末と、ある学校の座談会に参加し、貴重な情報を得た。
教官の方にお会いし、卒業生の方(国内訓練中の方と現役ラインパイロットの方)
に沢山お会いし、彼らのもつ自信や人柄や雰囲気に対し、信頼感を感じた。

ラインパイロットになるために必要な情報を沢山持って帰ってきたのだが、
夜も遅いのでまた明日。


それにしても大阪に車で往復は ちと疲れたな。日帰りで。


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     2010.03.28 Sunday
人種の坩堝と呼ばれるニューヨーク(NY)では

いろいろな考え方の人がいて

突拍子もないアイディアにあふれていて

自分がどう思われているかということが

およそ予測不可能だと言っていたのは

今日車の中のラジオに出ていたNY在住の人だ。


空気を読んでとか

阿吽の呼吸とか

そんなものは通用しない

そんなものは読みの甘い希望的観測であり

自分の勝手な思い込みであり

ただの甘えにござる。


拠って立つベースの形が根本的に違うがゆえ

まわりが何を考えているかわからないがゆえ

だれにでもわかる言葉と表現で

自分が何を考えているかを

アウトプットしなければならないし

それが認識されうる自分の全てで

認識されたものの結果には

アウトプットした側がその責任を負う


そんなシンプルな人間関係は

日本国の中で生活している以上は

もしかしたら永遠に実現できないのかもしれないと

最近思うのでござる。




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     2010.03.25 Thursday


Photo ©: Carlos A. Morillo Doria(photos at airliners.net)

どーん!! 着水ー うっひょー。



・・・今日、本屋に言ったら↓こんな本↓があった。
世界ヒコーキ紀行 (イカロス・ムック) チャーリー古庄 著

チャーリー古庄さんはカメラマンで、世界中の珍しいエアラインを乗り比べながら写真を撮っている。今回の本では、ニュージーランドやロシア、アジアなどいろいろな国の飛行機(特に、小さい飛行機が多かった。)が紹介されている。エアラインといえばJALかANAという日本ではお目にかかれない、珍しい、かわいらしい(?)飛行機が満載で、とても楽しめる。

その中で、カナダのバンクーバーには、飛行艇のエアラインがあるという!! 冒頭の写真はその中のひとつ、West Coast Air おDHC-6 Twin Otter 。熱い。熱すぎる。十万石饅頭。

・・・。

日本でもできないか、という提案も本の中でされていたが、。本当の、本当にできないかなー。(ちょっと前に「こち亀」でもやっていた気がするが。。。)

晴海埠頭 ⇔ 浜名湖
河口湖 ⇔ 王子埠頭
琵琶湖 ⇔ 高知港

とか。

考えるだけで、ワクワクしてしまう。
滑走路を建設する必要もないし、ボーディングブリッジは、、、文字通り、桟橋??笑
川や湖が多いから、日本でできたらものすごく便利だと思うのだが。。。
もし現実になったら、給料安くてもパイロットで応募するぞ。



P.S. チャーリー古庄さんの本、↓こちら↓もお勧め。
世界おもしろヒコーキ旅 (えい文庫 178)
ビーチすれすれに降りてくるセント・マーティン空港(表紙の写真)をはじめ、珍しい世界中のエアラインがたくさん。楽しい本です。



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     2010.03.23 Tuesday
飛行学校についての話の中で、私はよく、「訓練の質」という言葉を使っている。これは、具体的にどういうことなのだろうか。ちょっと考えてみよう。


日本で訓練のために軽飛行機を飛ばすと、使用する飛行機にもよるが、1時間あたり5万〜13万円ほどかかる。高いでしょう。先日の座談会で、OBの方は、こう仰っていた。(このときは、12万円/h という認識。)

「1時間12万てことは、1分2000円だ。1分で2000円てことは、3分で焼肉にいけるということだぞ!!」

あっはっはっ。わかりやすい。そして恐ろしい。
とにかく、飛行機を飛ばすこと自体、ものすごくお金がかかることなのだ。日本は確かに、ちと高すぎる。だが、海外でも「飛行機を飛ばすには大金がかかる」という事実には変わりはない。もとよりお金のかかる「フライト」というものを、どう考えるのか。これが飛行学校の質を決定する。つまり、私の言う「訓練の質」とは、ラインと同じ考えでフライトを組み立てる練習・検証をさせてくれるかどうか、ということなのだ。そして、エアラインこそ、この考えが徹底されている。

エアラインは企業だから、当然だが、無駄に飛行機を飛ばすことは許されない。エアラインでは、飛行機が飛ぶとき=金を生むとき なのだ。訓練飛行は投資であって、浪費であってはならない。

だから、その日やることの手順を上空で考えたり、飛んでいて「偶然」飛行機のコントロールがうまくなったりすることは、あってはならない。まして、準備不足でその日やる予定だった訓練の一部ができなかったり、その日の訓練のテーマに及ぶ、前段階の技量が追いついていなかったりすることは、論外である。

技量は、その日のテーマに沿って、地上で準備したとおりの手順で、必然的に向上させていくものなのだ。特に、初期段階の訓練で ある一定ラインの達成を目指すときは、偶然に技量が向上するようなことは、プロとしては恥ずべきことかもしれない。

ところが、民間の飛行学校というのは、飛行機が飛べば飛ぶほど儲かる。訓練生であるパイロットが金の払い手だからだ。そこに甘んじて、「とりあえず飛んでみっぺ!」 みたいな対応をする学校は、訓練生側が結果的に飛行訓練を浪費してしまう可能性が大きくなる。訓練でも、フライトであるかぎり、それは「本番」なのだ。

フライトを絶対に浪費しないこと。

この鉄則を、最初のフライトから意識しないと、「コマーシャル」パイロットにはたどり着けないだろう。



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     2010.03.21 Sunday
昨日、候補になっている学校の座談会に行ってきた。

あー。行ってよかった。

お会いできた人たちは皆、真剣で、ユーモアがあり、礼儀正しかった。参加人数は、教官が1人、OBの方が2名、入校検討者が5名。非常に小規模な説明会で、カフェでとりとめもなく話す、質問する、というまさに座談会の体で、たくさん個人的な質問ができてよかった。費用や訓練の質などは、事前にやり取りしていたこともあり、とくに自分にとって真新しい情報はなかったのだが。。。


いちばん印象的だった話をしよう。


海外でパイロットとして働く可能性を考えた時の話だった。前にも何度か書いたが、外国では一般的に、小型機から経験を積み、GAパイロットとして何千時間という飛行時間を積み重ねた先に、ラインで大型機を操縦するという過程をたどる。GAパイロットで一番いいのは、スクールの教官になることだ。機長時間を稼げるし、アウトプットすることで自分自身の技量向上になる。

この学校で教官になるには、ラインパイロット向けのコース(PPL/CPL/INST)を終了後、教官訓練コースを受ける必要があるのだが、もっとも重要なのは、訓練を始める前に教官たりうる技量、人脈、採用枠に目途をつけて置くことだ。それがなければ、そもそも訓練を始めることをしない。

つまり、自分が必要な人材であることを相手にわかるようにアピールし、自分にオファーを出すとどのようなメリットがあるかを説明したうえで、採用枠を作り出す必要がある。営業活動だ。技量があるだけではだめ。それなら、現地の人間を雇うはず。日本人の生徒をたくさん呼び込めるとか、現地の教官から強力な推薦があるとか、何かしらの手土産をスクール側に提示しなければならない。そして、意外にも


「女性であること」が、アドバンテージになるという。これには驚いた。日本と真逆だ。


日本でパイロットと言えば、男性の職業というイメージがあると思う。だが、当たり前だが、上空から生きて帰ってくる技量があれば性別の差は問題にならない。自分が客として乗り込む際に、パイロットに能力の低い男性に担当されるよりも、能力がある女性を使ってくれたほうがいいに決まっているだろう。

仮に「男性の職業というイメージ」が、日本人の女性にパイロットになるという発想を妨げているとしたら、そうでない場合に比べて、資質のある女性がパイロットになる機会を奪っていることになる。それは、そのまま資質のあるパイロットが減るということだ。少子化で人口が減っていく現状なら、なおさらだ。

そこで「女性の」教官がいたらどうだ。日本の女性に、


「へー女でもパイロットになれるんだ。。。」


と着眼点を与えることができる。結果として、日本からの訓練生の総数を増やすことができる。女性という新市場を開拓したことになるからだ。これは、学校にとってアドバンテージだ。だから、女性であることは、教官として雇ってもらうために使える武器になる。


実際に、A、B、C、とランク付けされる教官のうち、最上級のAカテゴリー教官として働く女性パイロットがスクールにいるらしい。なんでも、「肝っ玉母ちゃん」という風情で、子供を両脇に抱えて出勤してくることもあるし、1日の訓練を終えるとスクール併設のバーで一杯やって帰っていくこともあるという、何とも豪快な人だ。しかも、その人の旦那さんはラインの客室乗務員だという。

なんというか、痛快ですよね。



今回の座談会では、お話しくださった教官やOBの方々の、個人的なサバイバル能力の高さに触れたことが一番の収穫だった。自分の能力を把握して、その能力が周りにどのように貢献できるのか、そういうことを日々真剣に考える。自分の責任の範囲で能力を発揮する機会と場所を確保するという発想は、会社員として暮らしている身にはとても新鮮に映ったし、今の自分が何となく感じていた「これで本当に仕事をしているといっていいのだろうか」という思いに一つの形を与えられた気がした。

ただし、会社の歯車として守られて働いている中で問題意識を醸造してきたからこそ、の気づきである。昔は「就社はいやだ、就職がしたいのだ」などと偉そうに思っていたが、就社は就職するために必要な土台を作ってくれることもあるのだ。自分次第だけど。


ありがとうございました。大収穫だ!



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     2010.03.18 Thursday
今日、職場でこんなことがあった。

入社3年目(高卒)の社員が、大学か大学院卒の新入社員に測定機器の使用方法を教えていた。先生の方は、高卒なので生徒よりも年下だ。

生徒のほうは、年下だからとナメているのか、顔をあわせず腕組をしたり、踏み台に腰掛けたりしている。終業後のロッカーで、先生がぼやいていた。


「ありゃぁだめですよ。。。教えられる立場なのに、踏み台に腰掛けたりするんですよ。」


たしかに、そこは最低限のレベルだ。大学に行っても、そういうことができないようでは、「会社員」として働くのはかなり厳しい。だれも、何も教えてくれなくなるからだ。こういう場合、先生が年上なら、もしかしたら生徒は敬意を払って接したかもしれない。日本人同士の人間関係を複雑にしているのは、年を基準にした序列の観念だ。これには、当然日本語の機能が深く関わっている。つまり、「敬意を払う」こと、あるいはその代表的な表現である「敬語」が、往々にして一方通行になるということだ。

目下の者が敬語を使い、目上の者が使わないことで、明確に上下関係を表現できる。先輩には敬語、後輩にはタメ口。これがいつもいつも続いていると、先輩にタメ口を聞くことや、後輩に敬語を使うことが、ためらわれてくる。だがこれは、敬語の機能の応用であり、本来は双方とも敬語を使うべきなのだ。

敬語の本来の機能とは、上下関係を明示することではない。相手と適正な距離を保つことだ。自分と相手の間にある空間めがけてしゃべることだ。相手に直接意見をぶつけると、その衝撃で相手の感情が揺さぶられる。揺さぶられても、相手と信頼関係が結ばれた後であれば問題はないが、単純に年が上という理由だけでは、信頼関係を築けていない場合も多いだろう。だからこそ、目の前の空間に言いたいことをぽんと出してみる。それを相手に見てくださいと提出する。このひと手間が、敬語で話すということだ。

だから、職場では基本的に、年齢や職業上の序列に関係なく、全員が敬語を使うべきなのだ。なぜなら、職場で感情的になることは求められていないから。求められているのは、対立から合意への時間を節約することや、お互いの情報不足を補うこと、何より、相手に敬意を払って信頼関係を築くことだ。

職場では、目下のものにも敬語をつかっていきましょう、できるだけ。



備考・・・敬語の運用に関して参考になる本です。↓
冷泉 彰彦  「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)


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     2010.03.17 Wednesday
3/16付けの産経新聞に、こんな記事があった。

「日本はバナナ共和国」 米、鳩山政権に不信感 2010.3.15 20:18

バナナ共和国?

初めてきいた言葉だ。wikipediaで調べると、

バナナ共和国(―きょうわこく)とは、バナナなどの一次産品の輸出に頼り、主にアメリカなどの外国資本によってコントロールされる政情不安な小国を指す言葉。

なんだか過激な言葉だ。アメリカの、「政府関係者」が言った言葉らしい。でも、よく読むと、こう書いてある。

●米政府関係者は日本の当局者に対し、〜中略〜 「日本は『バナナ共和国』だ。安全保障の交渉などできない」とぼやいているという。

「ぼやいて」いる?

しかも、

「という」?


米政府関係者だから、英語で話すと仮定すると、そもそも英語で「ぼやく」のってどうやるのか良くわからない。しかも、この記事を書いた人は「アメリカ人のぼやき」を直接聞いたのではないようだ。誰かから、

「アメリカ人がぼやいていたよ」

と聞いて、それを記事にしたということだろうか。また、記事に使われている言葉は、

「不信感の表れだ」
「日米合意をほごに」
「いぶかる」
「疑心暗鬼に」

と、総じて否定的なものが多い。この記事を書いた人が、何を言いたいのかよくわかる。

子供の頃、新聞は発行する会社が違っても、同じことが書かれているものだと思っていた。1紙しか取っていなかったし。でもそうではないようだ。改めて、事実は、解釈されて始めて情報となることがわかる。



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     2010.03.15 Monday
急須で淹れた狭山茶に、川根茶ヨーカンをつまみにしながら、この記事を書いています。

飲んでも、食べても、茶の味しかしない。

そして、聞いている音楽はこれ!!

千住真理子さんという人のCDです。私は特段、クラッシックが好きで好きで、というわけではないのですが、良いです。

千住さんはヴァイオリン弾き(「〜弾き」とか、「〜乗り」とかっていう表現は好きだ。わかりやすい。それだけってわけじゃないけど。飛行機乗りになりたいのは。)で、使っているヴァイオリンがまたすごい。

「ストラティヴァリウス」とは、ストラティヴァリという名工が作ったヴァイオリンのシリーズ名で、「デュランティ」という、その中でも何億もするような超一級品があります。ローマ法王・クレメント14世→フランス貴族→スイスの富豪と持ち主を転々とした後、2002年、富豪が「実際に演奏してくれる人へ」という条件がつけられ、最終的に千住さんの手にきたらしい。

どんな音か気になってしまいますよねえ。

千住さんを知ったのは、このHPを偶然見つけたのが初めてでした。(業界では、さぞご高名でいらっしゃるのでしょう。)

「海外を旅するのに荷物が異様に少ない」とか、

「今から先はストイックな修行僧のような生活をしながら極めるという人生があってもいいんじゃないか」とか、

「演奏以外は、全部まあいいか。全部どうでもいいことですね。言ってみれば。」とか、潔い。

なんというか、今の自分にフィットした。パイロットになるための資金繰りでグダグダ言っている、自分の深いところにいるボイラー虫みたいな雑念が、ぶった切られた気がした。やりたいようにやればいいのだ。

もちろん、CDも良い音です。

冒頭にもあるように、私はクラッシックに詳しいわけではありません。が、先日、東京交響楽団の第九を、思いつき と 勢いでサントリーホールに聴きにいってから、結構好きになりました。

なにしろ、クラッシックは勉強するのに良いです。思考の邪魔にならないし、なんとなく集中力が上乗せされる気がします。航空無線通信士の勉強をしているときでも、流しっぱなしにしていたし。それは千住真理子さんではなく、これですが。確か、ジェイエアの自社養成試験の帰りに名古屋の高島屋の新星堂で買ったんだよな、二枚組みで結構お得。新星堂オリジナルレーベルらしい。お勧めです。




あっ、狭山茶も、川根茶羊羹も、お勧めですよ。


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     2010.03.13 Saturday
昨日の記事の続きだけど。

自分にしかできない仕事、というと、

「はんっ お前がどれほどのもんだ べらぼうめっ」

といいたくなる。

真剣に考えて、自分にしかできない仕事なんてものはあるのだろうか。

アメリカ合衆国の大統領

とかだと、確かにこの人じゃないとできない、というのはあると思う。



では、私が目指す、ラインパイロットはどうだ。

私にしかできない仕事、という観点に、そもそも相容れない職業だ。

パイロットの仕事は、生きて、上空からかえってくること。

一定以上の能力を持つ「誰か」でしかできない仕事。

誰にでもできる仕事ではない。

だが、私にしかできないでは困るのだ。

将来、パイロットになった私は、

一度空にあがったら、どんなことがあっても、必ず地上に生きて帰ってくる能力

これを自分が持つことはもちろん

そういう能力を持つ集団の中にいなければならない。



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プロフィール
2010パイロット訓練
2013インストラクター
2018エアライン

命を削って、ニュージーランドでキャリアを掴む
ブログ移行しました。
2018年9月から、note.comに移行しました。
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