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     2023.10.29 Sunday

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     2010.05.29 Saturday
昨日、今の会社の仕事を全て終えた。

なんだか、最後の最後まで普通に仕事をしていて、机を片付け始めたのは当日の定時30分前というあわただしい退職だった。来日していた米国人技術者と、こちらのGr.間の逐次通訳が最後の仕事だった。かなりラフでゴリゴリの通訳だった。まだまだ修行が足りん。

仕事が終わると、先輩が盛大な送別会を開いてくれて、想像していたより多くの人が集まってくれた。この地を離れる前に行っておきたいと私がリクエストした、ヒューガルデン・ホワイトの飲み放題がある店。やっぱりうまい。だが、それが問題だ。予想通り、飲みすぎる。案の定、飲まされる。次の日は1日起き上がれず、さっきやっとトマトが食えるようになったぐらいだ。あー久々につらい二日酔いだった。。。

皆、さびしがってくれた。私の夢を応援してもくれた。酔っ払った私を皆で無事に家に送り届けてくれた。普段は気づかないが、そういう最高の仲間に囲まれて私は仕事をしてきたのだ。これからも、そういう仲間を増やしていきたい。

ありがとうございました!!



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     2010.05.20 Thursday
それにしても2週間で10円とは。。。ものすごい動き方だ。

RBNZのボラードさんが19日の早朝、「もう少しNZドル安くても良いんじゃ?」と発言したのだ。つい先週まで70円を目指していたNZダラーは、これで一気に下がって、現在60-61円付近をうろうろ。最近はやんわりと景気が回復している兆候もあるので、経済指標が発表されるたびにじわじわと円安になる傾向だったが、ギリシャをはじめとするソブリンリスクが市場にリスク回避圧力を常にかけていて、つみあがったエネルギーを開放するきっかけを常に探しているような状態。NZについても、今年半ばとされる利上げまでは油断できない。。。

昨夜、私の目の前でレートは63円から61円付近まで暴落した。迷った挙句に62円付近から0.1円刻みで5000NZドルずつ注文。これが全て約定し、以前から1000NZドル単位でちょこちょこ階建てしていた分も含めて、現在のポジションは9万NZドル程度。レバレッジを下げるために証拠金には300万円ほど入れてあるので、為替が37円/NZドルとかにならない限り、ロスカットはない。今持っているポジションを全て両替したとすると、平均レートは63.3円となり、予算を組んでいた65円/NZドルより大幅に安いレートで資金調達できそうだ。目的が外貨受け渡しによる「両替」なので、レートは下がれば下がるほど良い。ナンピンで平均レートを下げることができるから。普通のFXでは、これはちょっと危険。NZドルを使うあてがあってこそ使える手なのです。ちなみに使っているのは 外為どっとコム。「外為注文情報」がかなり使える。

ところで、私が留学を予定しているIAANZの学費は、プロフェッショナルコースで7.5万ドル。これを学校とは別の口座に一端振込み、シラバスをこなしていくごとにその科目分の学費を払っていく。教官の方のお話では、途中で足りなくなることを危惧して多少多めに見積もっているようだ。機材の種類を限定したり、多発の取り方を工夫することで、費用を節約することは可能で、教官とその都度相談して学生自身が決める。

これはNZQAというNZの公的機関に認定された教育機関が行うスタイルで、第三者の管理する口座に資金をプールして、金銭トラブルを防ぐための措置だ。リンク先のカンタベリーのところを探すと、IAANZの登録情報が見られる。先日紹介した無料留学エージェントのサザンクロスでも、NZQAについて紹介している。例えば、万が一何らかの事情で訓練を中断しなければならなくなっても、訓練を受けていない分の学費を取り戻すことは保証されているし、簡単にできるということだ。いいでしょ。

なんでこんな話をしたのか?7.5万NZドルを両替するとき、相場が10円動くと両替額はどうなるでしょう。。。75万円も違ってしまうのです。大変でしょ。

それだけ。



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     2010.05.10 Monday
4年間。エンジニアとして、データをとってとってとってとりまくった。とりまくって、ある分量に達したら並べてみて、重ねてみて、それを上から眺めれば、何か見えてくるだろう、という風に考えていた。けど、それじゃぁだめなんだ。

実験は、仕組まれていなければならない。

例えば、なにか2つ、サンプルを比較する。なんとなく異なる結果が出る。でも、その差が思ったより小さくて、ほかのノイズの影響を考えると、それがノイズによるものなのか、狙ったとおりの結果なのか、判断がつかないことがおおい。

でも考えてみれば、どんな実験だって温度、サンプルの経時劣化、試験日、担当者のボタンを押すタイミングなど、あらゆるノイズを前提に実施されるわけだ。だから、「ノイズの影響かもしれないね」なんていうのは、そもそも実験のやり方がマズいのだ。それらのノイズを考慮に入れても、明らかにこういう傾向があるよね。という結論に導けるように、自分でしなければならない。それが、「仕組まれた」実験だ。そうしないと、結論の信頼性に自信が持てない。結局、「n増し測定してみようか」なんて言われて、膨大な時間を浪費する。

実験データは、目の前で起こっている物理現象を、センサーで電気信号に変換してモニターに映し出した情報だ。これは、航空機の計器にも同じことが言える。現実を忠実に表しているからこそ、ノイズだってたっぷりのっている。現実そのものはカオスだ。そこから判断の材料となる情報を切り出すのは、センサーでもコンピューターでもなく、それを運用する人間のアタマだ。油断していると、情報を利用しているつもりが、現実におぼれてしまうことになりかねない。

とってとってとりまくるじゃなくて、考えて考えて考え抜く。これが4年間の結論でした。



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     2010.05.06 Thursday
本日、予告どおり上司に退職の旨を伝えた。

前日に、セリフはある程度考えていったが、個室で上司と向き合うと、考えていたのとはまったく違う言葉が出てきた。まぁ、こんなもんだ。心は、不安定なもの。考えていることの20%でも出せればいいと思って準備したほうがいい。大空のサムライでも、坂井三郎さんが「パイロットの6割頭」と言っていたじゃないか。(じゃぁ20%じゃだめか。。。)

このブログを始めてもう1年と半年ほど経つけれど、今日でやっと「二重人格」を解消できた。「これからも、たのむぞ!!」って頻繁に声をかけてくる先輩に、「任せてください!!」とはっきり返せない自分。そういう日々が延々と続いたのは、結構つらかった。一番最初に受けたJALの自社養成から数えると、もう2年くらい経ってるんじゃないかな。(既に働いていたが通信制の大学に通っていたので、試しに新卒として応募したら3次試験までいっちゃったのは良い思い出だ。笑)

そういえば、あと少しすれば、海外に行くチャンスが確実にあったようだ。仕事の内容は面白そうだった。このまま会社にいれば、さまざまな「特典」が、沢山ついてきたことだろう。パスポート代も、出張手当も、豪華な社宅も、やりがいのある仕事もついてきたことだろう。誰が見たって、こんなもったいない選択肢はないだろうな。笑

でも、もう決めたことだ。後ろの扉には、鍵をかけたんだ。





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     2010.05.05 Wednesday
いよいよ明日、上司に退職の旨を伝えるつもりだ。

うまく言えるかな。それにしても退職願ってのは、なんかリアルだ。そして、自分のことを「私事」って書くんだね、しかも行の一番下から始めるらしい。謙虚さを表すために。相変わらずの円安で、RBNZの利上げも予測されていて、いい加減NZドルは70円を目指す動きになってしまっているけれど、

もう後戻りはできない。

ところで、標記にあるように、気象予報士の資格試験を受けようと思う。資料頒布が5月21日からで、試験日は8月29日。最近気象の本を読んでいたら、なにやら楽しくなってしまって。合格率は5%くらい(一般知識、専門知識、実技の3種類全てに受かると資格が取れる。)らしいが、そんなことはどうでもいい。

やりたいことをやるんだ。


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     2010.05.03 Monday
ツイッターを始めて少し経つが、そこで知り合った友人が、とても良いことを言っていた。

「(プロを目指すんじゃなかったら、)空飛ぶのって案外ハードルは高くない、って伝えたいなぁ、と。」

彼は、とあるグライダー乗りの大学生だ。やり取りのなかで偶然ぽろっと、自然に出てきたつぶやき。最近の子供の、なりたい職業ランキングに、パイロットが入っていないことから、妙に現実的になってしまっている彼の下の世代に向かって、自分がパイロットになることでそう伝えたいなぁと。


なんてこった。


私達がラインパイロットのステータスを手に入れるために、自社養成の狭き門をくぐりぬけることに血眼になっている間に、彼は、自分なりに「空を飛ぶこと」の個人的な意義を見つけ出している。社会人の私達が地上で自分の将来のことばかり考えている間に、大学生の彼は、上空で年下の世代に伝えるべきことを考えている。


なんてこった。


ちょっと話は飛ぶが、ここで思い出したことがある。先日読んだ、高城 剛さんという人の

オーガニック革命 (集英社新書)

という本のことだ。なんだか、今はスキャンダルの渦中の人らしいが、ここ数ヶ月とテレビをまったく見ていないので知らなかった。スキャンダルのほうは、個人的な問題なので興味はない。用があるのは、本の中身。

高城さんが本の中で「20世紀的な」と表現していた価値観。3億円の宝くじが当たることから、六本木ヒルズに居を構えることまで。大きな経済力を手にすることが、社会的な成功と同義だったのは、つい最近の話だ。がっぽり稼いで、溜め込んで、派手に使う。「20世紀的な」価値観を、私はそう解釈した。

本では、「20世紀的な」価値観に対し、もちろん「21世紀的な」価値観も提示されていて、それを象徴するキーワードが「オーガニック」なのだが、それがどういう構造を持っているかは原著を当たってもらおう。

さらにさらに、先日見たソラニンという映画。良い音楽を作る若い人たちが、それでも「社会的に成功」するには、どうしたって一握りの仲間入りをする試練を受けなければならない。メジャーデビューして成功するか、趣味のギターに成り下がるか。二つに一つ。良い映画だったが、感動を呼ぶこの映画とて、

「20世紀的な」

価値観を前提としていないだろうか。メジャーデビューと趣味のギター。その間に無限に広がる音色があったっていいはず。メジャーデビューをしないと「成功」といえない?じゃぁ、そもそも、成功って何だ。


『成功』=『   』。。。


もう、ここまでたどり着ければ安心!! みたいな、「社会的な」ゴールはないということだ。ゴールは自分で決める。死ぬまで更新される「個人的な」目標だ。その昔は国家が、つい最近までは世間という共同体が与えてくれたバカでかい「成功」という概念は、ひとつだった。だから、誰もがそこを目指したし、たどり着けなければ劣等感にさいなまれた。

でも、そういう「成功」は、もう誰も与えてくれない。生まれてきてしまった自分の中から探り当てなければならない。カギカッコの中身は、空っぽなのだ。比較は、意味をなさない。

目標は、与えられるよりも作り出すほうが、何倍もしんどい作業だと思う。でも、それがこんなに楽しいことなんだよ、って下の世代に示すのは、今の私達の役割じゃないだろうか。社会人になって、多摩川の流れのように安定している潮流に逆らって、自分の意思でパイロットという職業に就こうとすること、その意味を、「21世紀的な」価値観でもう一度考え直そう。

大学生のグライダー乗りの彼のように!!

ヒントをくれた彼には感謝!!!



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2013インストラクター
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