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     2023.10.29 Sunday

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     2012.12.30 Sunday
先日、新橋のホーブン[1]でいろいろ買ってしまった。

まずはこれ。


ニーボードはずっと欲しかったのだが、前回の渡航時はパイロットではなかったのでよく知らなかったのと、値段が高いので二の足を踏んでいたものだ。主にクロスカントリーで必要なフライトログと呼ばれる記録用紙をこの上に置いてものを書きながら飛んでいく。私の学校で採用されていたのは、A4サイズのこういうもの。



膝に置くと両脚が隠れる。書きやすいのだが大きくて邪魔でもあった。右側に見える青い物体は付属ではなく、


手作り品である。[2]
 
これに空港の情報が書いてあるA5のチャートを入れて使う。En Route(巡航中)では上の写真のようにA4のボードに挟んで中身を右側に垂らしておき、空港が近づいてきたらボード上に中身をめくり上げて空港の情報を確認する。金具部がカチカチと開くようになっているので、次の空港に向かう場合は今使ったチャートを取り外して順序を入れ替え、同じように使う。

でも新しいニーボードの方がかっこいいのでは開くと両脇にポケットができて便利そうなのでついに買ってしまった。




次がこれ。



プロッターは、地図上の距離やトラックと呼ばれる飛行経路の角度を測るために使う道具。分度器と定規が一緒になっているのが欲しくて探していた。分度器の部分が回転するもの[3]もあったけど、高いのでこちらにしておいた。ちなみに学校で使っていたのはこういうやつ。



分度器と定規が分かれている。これも地上では特に問題ないが、上空だと狭いコクピットでぺらぺらした物体をとっかえひっかえやるのは面倒だった。落としやすいし。


ホーブンで探検
それにしてもホーブンという店は面白い。飛行機で使う本物の道具が売っているので、ほとんどのものが他の場所で見たことが無いようなものばかり。こういうチャート(航空図)もそう。




って、これからNZ行くのに日本のチャート買ってる!!でもまぁ日本人の学生をもし受け持ったらこの地図を見せて「Timaruは沼津だね[4]」なんて言えばイメージが湧くかななんて。



それにしても日本ってニュージーランドと似ている。真ん中に脊梁山脈、南北に細長い島国、関東に平野がある。同縮尺の地図を二つ並べてみる。ニュージーランドの方が少し小ぶりか。。。

ホーブンのおっちゃんがまた人懐こいのでしばし話し込む。最初、ニーボードをにらむような目で見ていたら「自衛隊の方ですか?」って自衛隊の人も買いにくるのかここには?国が支給するんじゃないの?ニュージーランドでMEIRとCPLまで取った旨を伝えるとすごいですね、なんてお世辞をもらったが凄いことはない。大変なのはこれからなんだから。がんばらねば。

がんばらねばね。そうそう、こういう本[5]でちゃんと勉強をしてがんb



買っちゃった。。。立ち読みしてたら結構良い内容だったから。。ニュージーランドからでもネットで注文してくれればEMSで送りますよ!だそうだ。笑


ABCマートで靴探し
飛行機の訓練用に良いものを探していた。前回はリーガルのビジネスシューズだったのだが、NZの飛行場は草地であることも多く、雨や朝露で草が濡れると靴に水が染みる。加えて私のものには通気性を良くする為に靴の底に穴があいているというメーワクな構造でより水が中に入ってきやすかったため、雨が降ったあとはトカゲみたいな歩き方でプリフライトチェックをしていた。また、小型機の場合は、万一不時着したときのことを考えて足下はある程度しっかりした靴の方が良いかもしれない。あまりゴツいとラダーペダルの操作に違和感が出るかもしれないので、適度に。しかも出来るだけ軽いほうがいい。色は黒、と一応不文律もある。そういう条件を全て満たす靴というのは、なかなか無い。

そして行き着いたのはこの靴!


GT HAWKINS タウンシューズ 4INCH PLAIN TOE HL20003 BL/BLACK

軽いし歩きやすいし適度にしっかりしているし革だから防水スプレーでしっかり覆えば朝露くらいはなんとかなりそうだし。何より安い!防水性能を考えたらこっちもいい。今回は長くいる予定だから2足買っていくかも。

さらに



ソニーのbloggie。フライトの動画を残そうと思って前から適当なのを探していた。こいつの特徴は360度撮影ができること。こういう動画が撮れる。YouTubeでよくコクピットからの定点動画なんてのがあるけど、前しか見えない。視界が良いアルファに乗ってこれで撮影したら面白そうだ。[6]


金、、、つかいすぎた。






1. ホーブンとはマニアックな飛行機関連用品を取り扱っているお店のことです。

2. A5サイズのバインダーを買ってきて、表紙をぶった切って作った。中身はA5が入る透明のリフィル。この二つを探して町中の文具屋をさまよい歩いたが、たったこれだけのものがなかなか見つからなかった。ニュージーランドの文房具の品揃えの悪さは、日本のそれに慣れた身には堪え難いものがある。

3. 分度器の部分が回転するやつは、トラックに定規を当てた状態で分度器を回せば角度が分かるので便利そうだ。私の買ったものでは、分度器の中心をトラックの上に当て直さなければ角度が測れないため、2度手間かもしれない。ただし、これも地上での話。上空ではどうだろう。使ったことが無いので分からないが、定規を線に当てながら分度器を回す作業を片手で(もう一方の手は操縦桿だから)やるのは難しそうだ。

4. クライストチャーチを羽田に見立てて考えると、Timaruは沼津、Hindsは富士山、Kaikouraが日立市(あるいはDAIGO VORTAC)でNZCH-Rangiora間の距離は東京アクアラインの端から端の距離と大体同じだった。

5. 飛行機の操縦 応用操作編 飛行機の操縦 航法編 需要がほとんどないためか、こういう専門書は高い。アマゾンにはプレビュー画像すらない。笑

6. 自分の訓練を記録するという意味もあるが、プロモーションビデオみたいなものを作ってNZ中の学校に売り込もうかなと。私の母校が雇ってくれるとは限らないので。
     2012.12.29 Saturday
ほんと前回やったことをなぞっている気がしてならない。同じような記事を書いた。

県警本部に無犯罪証明(正式名称は犯罪経歴証明書だけどそんなふうに言いたくない)を受領するため再度赴く。駅前にはこんなのがいた。



翻訳者のときには何回かお世話になりました。ミニを改造したレッドブルカーでかわいい女の子が「こんにちはーレッドブルいかがっすかー(無料)」っていうから



そりゃ飲むよね。


翼を授けてもらって意気揚々と県警に乗り込むと、1階の受付で跳ね返された。13時まで昼休みなのでそれまで待ってくださいとのこと。まぁ、しょうがないか、ちょうど私も昼飯がまだだったので弁当を食べて30分くらい待つ。受付の人が交替する。5分前になったところで当然のような顔して「無犯罪証明とりにきました」といったら通行証をくれた。

無犯罪証明は鑑識課が発行する。誰も乗っていないエレベータで上の階に上がって暗い廊下を歩き、突き当たりの扉を開けるとサスペンスドラマでよく見る青い制服(背中に鑑識ってかいてあるやつ)を着たにーちゃんたちが電気を消した薄暗い部屋の中、それぞれのデスク(これもドラマにある灰色の業務用のやつ。椅子も同様。)で反っくり返って昼寝していた。まぁあと1分だから待とうかなと思って壁際の椅子に腰を下ろしたときに若いにーちゃんがやってきて、慣れた身のこなしで引換券と同じ番号の茶封筒を取り出した。身分証を確認した後に台帳をずいと目の前に寄越し、ここに受け取りのサインを、と言った。私の列しか見えないように窓がくりぬかれた厚紙が上に乗っている。徹底しているなー。

開封無効、とあるけどなんで自分の犯罪歴を確認しちゃ駄目なんだろうか。よくわからないが裏側から光を当ててがんばって読むとなんとか大丈夫そうだということが分かった。笑


ビザについて
ビザについてはもう色々あって書きたいことが山ほどあるのだが、実際書くとなると話がこんがらがって面倒くさい。でもがんばって書いてみる。[1]

結論から言うと、ワーキングホリディビザで入ることになった。

最初は学生ビザで入るつもりだったのだが、いろいろとやっているうちに間に合わなくなってしまった。そしてあるとき、イミグレのHPを見ていたら、「あれ?ワーホリ使えるんじゃないのこれは」と思い立ち申請してみたら、何と数日で発行された。[2]しかもオンライン申請。笑

なんでもニュージーランドの日本人向けワーキングホリディビザは、一年間に承認していい人数に上限が無いのだそうだ。それにしても他のビザとの面倒くささに比べてこれはないだろうというくらいのあっけなさだった。何しろ、パスポートすら提出する必要が無いのだ。何だったんだいったい。で、学生ビザの何がそんなに面倒だったのかと。

面倒くさいので箇条書きにする。笑


・ビザ発行の管轄機関がニュージーランド大使館からVFSニュージーランドビザ申請センター(以下VFS)というところに変わった。[3]

・これに伴いビザの発給部署が本国ではなく、ニュージーランド移民局上海支部になった。

・学生ビザの発給で要求してくる書類の中に、今までとは違う「戸籍謄本・抄本」が含まれており、しかも英訳(翻訳会社の証明書付き)で出せと来た。

・本国イミグレにSkypeで確認を取ったところ、学生ビザに出生証明(日本では戸籍謄本・抄本が代わりになる)は必要なく、日本の担当機関がなぜそれを要求するのかわからんとの仰せ。

・本国に裏を取った上でVFSになんでそんなもんがいるんだといったら上海から出せと言われてるんだとのこと。

・上海支店に「ほんとですか」とメールしたら「学生ビザに出生証明は必ずしも必要ではないんだけど、そこは担当官の判断で必要になることもあるよ」とお役所的模範解答。それは質問に答えたことにならないのだよ。こうなったらつけるしか無いじゃないか。

・根拠はグレーなまま「通常は必要ないんだけど」の戸籍抄本を家族に取ってきてもらい、ネットで探した翻訳会社にPDFデータにして送付。2日後には到着。安くて早くていいものが上がってきた。[4] これはこれで、びっくりした。笑 ちなみに利用したのはくまざさ出版 翻訳サービス おすすめです。相見積もり取ったところの中には6300円という値段を出してきたところもある。

・書類はそろったんだけどこの時点で12月第1週目に入っていた。ビザの発給には通常3週間程度かかるから、クリスマス休暇を考慮したらかなりヤバいことになっている。VFSによると「お急ぎで」と手紙でアピールすることが出来るらしい。早くなる、とは決して言い切らないが、口ぶりからいってきっと前例があるのだろう、何となく行けそうな気もしていたが、ここでパスポートを手放すのは痛い。どうする、ビジターで入って現地で申請するか?[5]

・ここでハタと気付く。そういえば学校から学費の領収書が届いていない、と。これは正真正銘の必要書類。戸籍謄本に気を取られてこっちを忘れていたボトルネックがこんなところに!!!

・なんてこったい。

・半ば諦めてイミグレのHPをうろついていると、Working Holiday Scheme の文字が。

・冒頭に戻る。笑


ワーホリは31歳の誕生日まで申請が出来る。30歳で申請することをギリホリと呼ぶ。ギリホリ万歳。おかげで私は救われた。就学は6ヶ月可能。学生ビザを取るより長い期間のビザが出てしまった。Permanent な仕事には就けないけど、教官になるなら最初の仕事がPermanentなわけがないから逆に都合がいいのかも。


誤ったビザ申請情報?
以下余談(いやむしろ全部余談か?)です。

上で述べたように、ビザ申請窓口が変わったのだが、ここの対応は少し疑問に思うところが多かった。私の質問に対し、論点が2転3転。また、誤った情報を案内されて、後から訂正されたこともある。例を挙げると

・肺のレントゲン(INZ1096)が必要な人の範囲について。ニュージーランドに滞在する期間が6ヶ月未満の場合は、どんな場合でも提出は必要ないのに必要です、と言われた。(私のコースは5ヶ月程度だったので学生ビザの範囲としては6ヶ月未満だったのだ)6ヶ月以上の滞在予定者は、日本(=肺結核のリスクが高い国)に6ヶ月以上滞在した場合にこの提出が必要になるのだが、その条件とこんがらがったようだ。[6] 何回も確認して間違いだったと訂正された。

・INZ1198という、特別なワークビザを出す申請書がある。これは、自分の配偶者やパートナーがニュージーランドの市民権や永住権を持っている場合に、パートナーシップという方法を使ってワークビザを出してもらう方法。これは学生ビザではないのだが、VFSのHPには学生ビザであるかのように書かれている。

後者は特に問題で、私が指摘して担当者も最後は「これは学生ビザではありません」とメールで回答してくれたのに、未だに直っていない



3つ目をクリックすると、申請に必要な書類のチェックリストが出てくるのだが、INZ1198なのに学生ビザ。そういうものは存在しないと担当者は言った。


上記リンク先の3つ目の中身。Student visaとある。


これでは誤解する人がいるのではないだろうか。単純に間違っていただけなら、訂正してもらえば問題ない。そんなに目くじら立てることもないだろう。でも、間違いだって言ったのになにも対応していないから今回載せた。「今回の事例を教訓とし、今後一層の勤勉とサービス向上に・・・」と言ってくれただけに残念である。

まぁ、とりあえず無事入れることになりました。




1. ここに書く情報は私が体験したことを一般的な情報として載せるだけです。ビザ申請のアドバイスを個人的、具体的にするには専門の資格を持った人でないと出来ないことになっています。ビザ申請は必ず自分自身か資格を持った人の責任において行ってください。
2. 12/9に申請して12/18に発給された。申請時に肺のレントゲン(INZ1096)が必要なことが分かっていたので、12日に日比谷クリニックでこれを受け、当日に書類をエアメールで発送。担当官にメール添付で先行で送ると翌日には凄く感じのいいメールが返ってきたので、この時点でほぼ決まっていたはず。そうなると、所要わずか3日!orz
3. これによって取扱手数料なるものが4000円くらい取られることになった。これまでは査証料金のみだったので、日本在住の人はこれが免除だったから実質無料だったのに。
4. 私だって翻訳者の端くれ、こんな字数少ないのに3000円とはね。と思ったがしょうがない。実際早かったしこういう公的書類っていうのは独特のいいまわしもあるから自分でやっていたら変なのになった可能性もある。
5. このやり方はあんまりよくない。ビジタービザの目的は観光とか誰か友達を訪ねる等だから、初めから学生ビザが必要な学校に行くことが分かっているのにビジターで入ったら嘘をつくことになる(と私は個人的に思う。)まぁビジターです、後で気が変わってこの学校行くことにしました、といってもそれが嘘だとは証明はできないんだろうけど。
6. まぁ書いててこっちもこんがらがってくるけどさ。
     2012.12.25 Tuesday
退職祝いでいただいた図書カード(3000円分も!同僚は私が何をもらったら一番うれしがるかよくわかっていたようだ)カードを握りしめ、本屋をホクホク顔で物色していると懐かしい本が目に入ってきた。



このブログをやり始めた頃を思い出した。実は、私が社会人からパイロットを目指すきっかけになった本もこの「THE PILOT」だった。仕事帰りに立ち寄った、田んぼの中にある宮脇書店でふと目に入ったのだ。私が見たものは2008だから、もう社会人からパイロットを目指してから5年経つことになる。[1]




あのころは華やかなグッドラック的世界を妄想してヘラヘラと真面目に、航空会社の自社養成を受けていたっけ。JEXとJAIRの最終敗退が最高成績[2]。あのときはずいぶんと落ち込み、当時の記事もクラい記事ばかりだ。でも、今になって思うのは、今の状況もそんなに悪くはないということ。まぁ考えてみれば当たり前だ。どんな結果が出ても、目の前の状況に合わせて自分のやりたいことに近づく為に動くのだから。どのみち手持ちの駒から最前の策を選び出すことには変わりない。勝手に終わりにしてはいけない。[3] 色んな色の絵の具でぐちゃぐちゃになったモダンアートのごとき紆余曲折が私の人生の本分なのだろう、それを美しいと思うかどうか?ピカソなら分かってくれるんじゃないかな!笑

さて、THE PILOT2013の中身をぱらぱらと見てみると、民間の学校、特に大学が増えた。東海大、桜美林大はもちろん、法政大や崇城大などと続々と4年生大学がパイロット養成コースをスタートさせている。私の時の2008年はJALとANA及びその系列会社が行う自社養成制度でほとんどのページが埋め尽くされていたが、今は影も形もない。なんというか、時代の流れを感じる。大河ドラマの平 清盛[4]が終わったばかりだが、諸行無常とはよくいったものだ。

航空会社がリーマンショックで自社養成を維持する体力がなくなっていたのがこの5年の話。パイロットの就職は氷河期だなんてよくいわれていた。そしてここへきてLCCが進出し、一気にパイロット不足に。今になって騒いでいるけど、さもありなん、である。

■関税か!
景気の波は読めない。パイロットになりたい人は、景気が悪いときに訓練しておいていざ応募が来たときに備えて準備しておけ!とよくいわれる。[5]それは正しいことなんだけど、その準備のために

「訓練費用1300万円払え、いつ就職できるか分からないけど!」

というのが今、日本で自費でパイロットになる訓練をしようとする人たち(正確にはちょっと前の人たちか)が置かれている状況だ。[6] 私のように社会人から一念発起して訓練に臨む人の中には、失敗したら人生がめちゃくちゃになりかねない金銭的リスクを背負い込まなければ、パイロットへの情熱を燃やし続けることはできない人もいる(と思う)。そんな状況でパイロットが足りないと言われても、、そりゃぁそうだろうとしか言いようが無い。やる気のある人はたくさんいる。パイロットも足りない。ところが現状をみるとまるでパイロットの世界に入ってくるな!と言われているようだ(と私は感じた)。個人的に、当局はパイロットの養成計画を真面目に考えてるのかしらと疑問に思う。

日本もニュージーランドも国際民間航空機関ICAOの国際基準にのっとって事業用操縦士(CPL)と双発計器飛行証明(MEIR)のスタンダードが決まっているはずだ。[7]国際的に同じ基準で交付された免許を2国間で書き換えるのに1000万円かかる免許があったら教えてほしい。[8]

100歩譲ってこれが、ジェット機に移行するために使われるお金だといわれれば少しは納得もいくが[9]そうではなく、海外で取ってきた小型機の免許の一部を日本の同じ資格に書き換えるためだけに使われるというのだ。NZで訓練中、外国人の友達に日本に帰ったらどうするんだ?という風によく聞かれたが、日本でCPLとMEIRのコンバージョンに15万NZドル(NZの費用はPPL CPL MEIRで7万NZドル=約450万円くらい 米国ならもっと安いかも)かかるということを合理的に説明することは不可能だった。[10]



■先を行く人たち
なんて愚痴りながらページをめくっていくとニュージーランド特集とある。ふむ、ニュージーランドの空で楽しくも厳しい訓練をか。うむ、イギリス式の細かい厳しい訓練か。なるほど、JAAは日本みたいに細かいって言うしな、なんだかんだ言って、みんながんばっているんだなー。

その中に私のPPL CPLを担当してくれた師匠[11]そっくりな人がいてびっくりした。私の師匠は学生が飛行機について分からないというとすぐにメカニックに引きずっていって現物を見ながら話をしたり、飛行機からの前方視界がいかに制限されているかを教える為に、機内に学生を残して自らはハンガー内を中腰で飛行機からすり足で下がっていったり、生徒と一緒に地面に寝っころがって飛行機の下側のJack-up pointを指して「○○ビ」とか言っ とにかくそういう「わかりやすさ」を常に研究している人だった。私がスランプを克服できたのもこれが本当に大きい。多くの人が教官という仕事をエアラインへのステップアップと捉えているなかで、教官であることそのものを楽しんでいる師匠の姿勢は、私の進路選択に潜在的に多大な影響を与えたことは間違いない。

私の前にいる人もどんどんステップアップしている。愚痴もほどほどに、私も後ろに続く人の為に止まるわけにはいかないのである。(でもおかしいと思っていることは本当。)みんなはどんな気持ちで訓練しているんだろうか。




1. 航空学生を受けたときから数えるともう10年以上だ。
2. 4次から多いところでは6次試験まである。取り柄の無い自分を如何に魅力的に見せるかという技術は上手くなった。笑
3. 終わりにしようとしていたのは私の中の一部の私だったが。
4. 視聴率悪かったらしいけど、私は好きでした。
5. 自社養成や航大は別。彼らは最初に入れなかったらパイロットは諦めろ!だ。
6. 日本でパイロットになるにはいろいろな道があるが、費用がン千万ということには変わりはない。航大なら税金が、自社養成なら会社が、大学なら親が払う。繰り返すが、小型機の免許までで、だ。
7. 国によって飛び方に多少の違いがあるのは認める。でも少なくとも私に取って1000万円は「多少」の金ではない。日本の飛び方は特別だから「多少」ではないというのなら、それはいよいよ問題である。その場合はICAOに加入する資格は無い。
8. ニュージーランドの自動車運転免許は日本の免許から(条件付きで)52.1NZドル(2012.12.25現在)+翻訳料(45NZドルくらい)で書き換えられる。
9. 実際にはジェット機のタイプレーティングなんか120万円もあれば取れるので全く合点はいかないけど。
10. とりあえず「俺たちは日本に関税1000万円払うとエアラインパイロットになる権利がもらえるんだ。」という説明で納得してもらった。
11. MEIRを担当してくれた師匠はまた全然違うタイプ。「学生は訓練の最初から最後まで徹頭徹尾悩んでいるのにいつの間にかそのレベルがテスト合格以上の次元になっていて当然テストは合格」というイリュージョンを起こす人。またこのブログに度々搭乗するエアラインに進んだ師匠は主に精神面での支えに。私のスキルはこんな強力な布陣の元に培われた。

     2012.12.24 Monday
先週の金曜日で仕事を終えた。

約1年間の翻訳の仕事は大変だったけどやりがいがあった!最後の案件は1年分の分量のものをエクセルの置き換えを駆使して2ヶ月でやりきった!全部終わったのは昨日。間に通訳を挟みながら徐々に口も英語に慣らすことが出来た。良い職場だった。全く私は運が良い。

1年前、翻訳者としての経験がない私が、駄目もとで英語で「知性」という意味の会社名を持つ派遣会社に登録した次の日に、たまたま見つかった翻訳者の口。普通ならあり得ない抜擢だった。CPL取った次の日にチャーター会社に雇われるようなものだ。全く私は運が良い。

前半は日本語と車の知識でしか勝負できなかったが、徐々に日本語を英語に置き換える回路が頭の中に出来てくるのが分かった。おそらく私があげたものよりもらったものの方が大きいだろう。やっと脳みそがこなれてきたところの今、ここでやめるのは少し惜しい。

でもあと数週間で生活は一変する。電車の椅子からやっと飛行機の椅子に戻ることが出来る。全てのことに感謝して、いろいろな人に力を少しずつ借りて、自分の責任で目標を達成する生活に戻る。こんな幸福なことがあるだろうか。自分が置かれている環境が何によってもたらされているか、そのことを勘違いしないようにしなければ。全く私は運が良い。

みんないろいろありがとうございました。



今回は英語版も載せてみよう。[1]



I finished the job on last Friday.

It was very hard to survive through this year, the translation job, but it was worth to! I completed the last translation task that would have taken a year in two months by full use of "replace" function of Excel! I finished it yesterday. I also had a chance to brush my "English speaking and listening" up by being an interpreter. It was a great workplace and colleagues. I was quite lucky.

Just a year ago, I was registered in a staffing agency whose name meant "intelligence" in Japan with a little hope of a chance to be hired as a translator, which would normally be almost impossible because I had no working experience as a translator. Then the hope came true. A car-part maker hired me on the next day of my registration! It's like being hired by a charter-operation company on the next day of the CPL flight test! I was quite lucky.

In the first half, I was struggling to catch up my talented colleagues. My advantages was the deep understanding of Japanese and cars, but my English had many flaws. As it goes however, I felt that my brain started to construct small neuro circuits to translate technical Japanese sentences into plain English. I probably learnt from my colleagues more than what I gave to them. Now the brain has been finally run-up but I have to stop here with a little reluctance.

A drastic change in my days will occur shortly. In the next few weeks, I can finally go back to the seat of the airplane from the seat of the commuting train. I will return to the life where I concentrate on what I really want to do at my own risk feeling gratitude to all the people around me for their thoughtful help. How could the life be happier than this? I will never forget whom and what I should thank for being in this kind of great environment. I am quite lucky.

Thank you for everything guys!



1. カタい英語だがテクニカルライターだからしょうがないのだ。


     2012.12.18 Tuesday
この記事でよむよむと言っていた本達だが、図書館で延長を繰り返して電車の中で読んでいる。まずこの本。


大分前に読み終わったが、レビューを書いていないのでまだ手元に。(やっと書ける。)

発端となった日本人の9割に英語はいらないという本で絶賛されていたが、今年読んだ本の中で最高、というほどではなかった。多分、連載記事を集めた本になっていることが影響している。本全体の流れが少し分断されて、同じ内容の繰り返しも少し見られる。

とはいえ、凄く質のいい情報もある。私が知らなかったのは「意識に段階がある」という内容。チンパンジーと人間は何が違うのか?という話をしていて、「到達できる意識の階段の数が違う」という内容だった。志向性意識水準とか心の理論(Theory of Mind)などという名で知られているようだ。自閉症や発達障害にも関係があるらしい。


志向意識水準
意識の階段(比喩であり「段階」の誤植ではない[1])は0段から6段ある。

1 僕は、あの子が好きだ。
2 私は、「あの人は私のことが好きだ」と、思う。
3 僕は、「僕があの子が好きだ」とあの子が考えていると、思う。
4 私は、「あの人は私のことが好きだ」と私が考えていると、あの人が推測していると思う。
5 僕は、「僕があの子が好きだ」とあの子が考えていると僕が推測していると、そうあの子が想像していると思う。
6 私は、「あの人は私のことが好きだ」と私が考えていると、あの人が推測していると、そう私が想像していると、あの人がそんなふうに思っていると思う。

最後の方になるとわけがわからなくなるが、要は相手の考えていることをどこまで深読みするかということだ。じゃんけんをするときに「今からおれ、グー出すかんね!」と宣言して「俺がグー出すっていったからあいつがパー出すと俺が思っていると考えているはずだから、俺はその裏をかいてチョキをだすぞ!と、そう俺が考えていると思っているはずだからグーを出すはずだから俺はパーを出せば勝てる!と、そう俺が考えていると考えているはずだから俺はグーを出すぞ!」みたいな。そして、

チンパンジーが認知できるのは(せいぜい)二次志向意識水準。つまり自分の意図を認識し、相手の意図を見透かすことまで。p.197より引用


なのだそうだ。でも、そんなのチンパンジーに限ったことではない。気をつけていないと人間だって猿並みになる。2番の勘違いというのは、男なら誰だってやるだろう。なにより、言ったはずのことが相手に伝わっていないということはよくあることだ。

水掛け論
最近、通訳をやっいて体験したことを思い出した。会社が主催する小さなCADの授業に通訳として参加する幸運に恵まれたのだが[2] そこでは

「このソリッドのエッジはそれを通るセクションのうち最もエッジの数の多いセクションのエッジの数と同じになります」とか、

「オプションリビジョンは常に更新され続けているので最新ですが、それではやり取りに困ってしまうのでベースラインを作成して上がらないようにします。」

みたいな宇宙言語が、まるでCADのスクリーン上で回転する3Dモデルのように室内の虚空を回転している。当然、変な英語になるわけだが、これは私と先生で同じ言葉を聞いたときに頭の中に浮かぶ絵が違うために起こる。だから先生は、「もしかしたらあののっぺらぼうみたいな顔した通訳のにーちゃんの頭の中には今の言葉でこんな絵が浮かんでいるんだろう」と言うふうに想像して、先生自身が思っている絵に近づける為にホワイトボードに絵を描いたり、言葉を代えたりして説明をしなければならない。この「あいつ多分こう思っているだろうな」という想像(第3次志向意識水準)がどれだけ正確かによって、自分の意図をどれだけ正確に相手に伝えられるかが決まる。

あるいは、私の方から「今先生こう言われましたけどそれについて私はこんな風に思っています」というように「多分こう思っているだろうな」の答えを上手に見せてあげられれば、それも有効なやりかた。コミュニケーションを取るときに、両者にこの姿勢があるとものすごくスムーズに進む。お互いが第2次志向意識水準までだと後になって

「あの時こうやって言ったじゃん!」
「いや、そうやって言ったからこうやったんだよ!」
「だから何でそうなるんだよ、こうやって言ったんだからこっちでしょ!」
「はぁ?だったらなんでそうやって始めから言わないんだよ、そんなふうにいったら普通はこう思うに決まってるじゃん!」

みたいな水掛け論になって時間を無駄にすることになる。誰だって経験があるだろう。


古典を読む意味
私が今からなろうとしている教官というのも「先生」だから、生徒が私の言葉を聞いてどんな絵が頭に思い浮かんでいるかに常に注意を払わなければならないだろう。というか、およそコミュニケーションがある仕事(つまりほとんど全ての仕事)には、少なくとも3次志向意識水準で話をすることが欠かせない。さもないと誤解を生むし、前述したように時間が無駄になる。飛行教官が2次に甘んじていると、最悪その生徒を殺すことになるかもしれない。それは最悪のケースだけど、STICK FORWARDという表現を見た生徒の中には、失速から回復するときに操縦桿を力一杯押すやつがいるかもしれない。[3]

こういうのってちょっと意識を変えるだけで効果があるから、ちゃんと実践しようと思う。実生活では3次までで充分だと個人的には思うが、その先を知りたいならシェイクスピアの作品が5次、6次まで観客を誘う仕掛けがされているらしい。

エリザベス朝のロンドンで羽ペンを手に取ったシェイクスピアは、最低でも六次までの志向意識水準を操作しながら戯曲を書いていくことになる。イアーゴーは、デズデモーナがキャシオーを愛し、キャシオーもデズデモーナを愛しているとオセロが思い込むことを狙っている。それを観客に納得させるのが、シェイクスピアの筆の見せどころというわけだ。p.196より引用


シェイクスピアを読むと、もしかしたらいろいろなことが上手く行くようになるのかもしれない。



1. これも「『もしかしたら段階を間違えて階段って書いたんじゃ?』と誰かが思うかもしれない」という意味で第3次志向意識水準。早速実践。
2. 前回のような止まらない会議通訳ではなく、生徒数が少ないので教師とペースを会わせながら丁寧に逐次で訳していける。今の私のレベルでは少し背伸びしないと届かないくらいの難しさ。渡航前にいいウォーミングアップになった。
3. 力一杯押すとどうなるかはリンク先を見てください。笑

     2012.12.13 Thursday
今年の5月に申請した、NZ PPLから日本の自家用操縦士への書き換え。今日やっと完了して免許が手元に。


ってか航空局。。。ただの切り替えに6ヶ月待たせたくせに[1]「12/25までに登録免許税を払わなかったら受け取りの意志がないと見なします」だって。まぁいいけど。もう慣れたし。有償のクリスマスプレゼントってことは、サンタはCPL持っているって確認したんですかねー。

ブツは3枚の厚紙で出来ていて、ホチキスで止められていた。点線に沿って切り離すとぺらぺらのありがたい免許が3枚。。。携帯しづらいし、なくすぞこんなの。なぜ一つにまとめない。「全部取ったら1000万円以上する免許なのに、自分でラミネートしなきゃなんない。笑」っていうのはいつも座談会とかで笑いを提供してくれるネタになっている。

総務省の航空無線通信士のほうがプラスチック製で富士山のホログラムなんか入っていてかっこいい。


ちなみにNZの免許はこれ。



忙しくなってきたぞ
師走に入ってから急にいそがしくなって文字通り走り回っている。

今日は有給休暇を取って午前中に青色申告説明会なるものに出席。。。

税理士のセンセーの話を聞く。


その足で日比谷に向かい2010年の渡航時にも健康診断をやった日比谷クリニック[2]でINZ1096という肺のレントゲンに10500円を払い、

前回と同じアングルで撮影。

すぐに結果の記載された書類をNZに郵送。その後九段下(今度は間違えなかった)の合同庁舎の12階で免許を受け取って、

九段下駅A6口出てすぐの交差点。

最後はマクドナルドに入って個人的に請けている翻訳案件を進めた。[3]

(写真なし)


づがれだー。


先日はこれまた前回と同じく無犯罪証明を取る為にS玉県警本部で指紋を採られてきた。[4]

明日から残り少なくなった会社の翻訳の仕事にケリをつけつつ、交替で通訳をやってるので英語のウォーミングアップにもなっている。

NZの教科書の電子化もした!(その他の本も電子化して持っていくことにした。重いので。)

現地の車も買った!



さぁ順風だ、そろそろ帆を張らないと。



1. オーストラリアへの切り替えは3週間でした。笑
2. 日比谷クリニックではイミグレの書類の記入準備までしてくれるので助かる。楽。
3. 青色申告はこれやってるため。
4. 先日の強めの地震の時、私は浦和駅にいました。駅揺れた。
     2012.12.07 Friday
クリスマスプレゼントに本を買ってもらった!



なんちって。

前から気になっていた本だったのだが、単行本をポンポン買っていいほど今はお金を使っていい状態じゃなかったのでとりあえず放っておいたもの。それが無条件で手に入るというのだからこれはすごい。めっちゃうれしい。リーズナブルな野郎でしょう。でも、本というのは(それがいい本なら)凄くコスパがいい製品だと思う。いい本(ノンフィクションを想定)とは、基本的に参考文献がちゃんと載っている本。情報というのは一覧になっているだけで価値がある。膨大な数の一次情報が一カ所に集まっているという点で、しっかり作られた本というのはその「編集」の手間を考えると安いと言わざるを得ない。[1]

そんな似非デキスギクンの戯れ言はさておき。最近は、ビザとバイトでやってる翻訳と忘年会の幹事と確定申告がバッティングして読む暇があまりないのだが、2/3まで読んだところで本が付箋でヘッジホッグみたいになってきたので記事を書くことにした。

真ん中に戻ってくる訓練
この本で最も貴重なのは瞑想のやり方を説明した以下の文だと思う。

息を吸いながら、心のなかで「吸って」と言い、こんどは息を吐きながら「吐いて」と言います。気が散り出したら(自然なことです)、また意識を呼吸に戻します。


昔、浜松の龍雲寺の坐禅会に参加したときに坊さんが言っていたことと似ていた。坊さんは「呼吸の数を数える」と言っていた。吸って吐いてを1セットにして「ひと〜つ、ふた〜つ」と数える。途中で気が散ったら、もう一度「ひと〜つ」からやり直し。ほとんどの人は10に届かないという。(確かにそうだった。)当時、気が散って何か他のことを考えてしまうことは「失敗」だとおもっていた。だから、鍛錬して坐禅の達人になると心が空っぽになってびた一文センターからぶれないようになるんだと思っていた。

でも、この本を読んで、そうではないと気付いた。いや、確かに達人になればそうなるなのかもしれないけど、一般の我慢のきかない人々(四六時中だらだらFacebookをみたり、食べるなといわれてる菓子や飲むなといわれてる酒をいつの間にか手に持っていたり、考えてもしょうがないことを夜な夜な考えて寝不足になったり、ビザと犯罪経歴証明書と健康診断と確定申告を怠けてて師走になって実際に走り回るはめになったりするような人々)にとっては、そのプロセスこそ重要なのだ。すなわち、気が散っても自分を真ん中のいるべきところに引き戻すための訓練として坐禅や瞑想をとらえるといい。通勤中にやると、すぐに効果が実感できる。具体的にはこうだ。

はいてーすってーはいてーすってー。。。ったくうるせーな隣の集団、、いやいやイカンまた戻ってーはいてーすってー。。そういや今日の通訳の予習してねぇや、、いーやイカンイカンはいてー、すってー。心臓の音を聞く。吸うときには心拍数が増えて、吐くときに減る。この波のようなリズムに身を委ねる。呼吸の数は、一分間に3回程度。0.05Hz。んなこと考えてる場合か!はいてー、すってー、、、、[2]


とやっているうちに最寄り駅にすぐ着いてしまう。そのうち仕事や家で面倒くさいけれどやるべきことがあるとき、あるいは将来のことを考えて不安になるとき、嫌なことを思い出してかってに落ち込んだりするとき、スッとそういう状態からニュートラルな状態に戻ってくることができるようになってきた。脱線した自分を何度も引き戻す訓練をしていると、日常生活の同じような場面で自分を引き戻すことが出来る。この効果がいかほどか、想像に難くないだろう。欲求や怠惰や恐怖の罠にがっちりとはまりながら自制心を効かすという、奇跡のような所行が可能になる訳だから。



1. 「国語便覧」とかすごくいい。笑 フルカラーで図が豊富で880円って。。。
2. ここに書いてある方法は結構重要。1分間に3回の呼吸をするには、最初息を吐ききってから自然に吸い、腹が膨らんだら3メートル先にあるろうそくの火を消さない程度にゆらし続けるような心持ちで細長く息を吐いていく。「すってーはいてー」ではなく「はいてー、すってー」なのはそのため。心臓のリズムは心拍変動と呼ばれ、これの差が大きい方が平常心を保っていることになるらしい。上がりっ放し、下がりっ放しの人より上がったり下がったりと変動している人の方がパフォーマンスが高い。



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2018エアライン

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