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     2016.08.30 Tuesday
パイロットの仕事に応募するときは、だいたい会社のWeb サイトで募集を知り、CVをEmailで送るか、実際に出向くかすることもあるが、大きなエアラインでは専用のリクルートページを持っていて、そこに色々な詳細情報を入れて、声がかかるのをじっと待つ、というところもある。今回の会社もそういうところで、その昔宝くじを買う勢いで詳細を入れてあった。もう忘れかけていたが、突然そこからこんな風にメールが来るとは。もしかしたら、志望動機を英語のチューターと練りながら時間をかけて書いたのが良かったのかも。

まぁでも世界中のパイロットに採用をかけているのだろうから、実際に呼ばれるのはかなり先になるんだろうな、とほとんど全く期待をしなかった。いや、期待をしないように気をつけていた。ウカレポンチにならないように。。。

と思ったら、5日後に別の人から返事が来た。面接に招待するからさらにいくつか情報を送ってくれ、とある。まじか、まじなのか、詐欺じゃないのか、と思いながらもやはりすぐに返事をする。参考として添付されているパイロットのベネフィットを見ると、今インストラクターとして働いているのがアホらしくなってしまうほどの待遇だ。(まぁ最低賃金で働いているのでどのような条件でもキラキラして見えるのだろうが)なんだこれは。本当に詐欺じゃないのか。

その日のうちに、面接日の飛行機を予約した。
     2016.08.24 Wednesday
その変なEmailが届いたのは、2015年の11月のことだった。

「あなたの飛行経験が本国の切り替え要件に達しているかを見るために、以下のフォームに記入の上ご返信願います。」

なんだこれ。妙な迷惑メールだな。なんで俺がパイロットだって知っているんだろうか。だまそうったってそうはいかねぇぞとうすら笑いを浮かべてメールを最後までスクロールすると、ある有名エアラインのロゴがある。いやー、よくできた迷惑メールだな、ほらこれ見てよと妻に見せに行く。

「これってエアラインからの面接招待なんじゃないの?」

。。。いやーまさかそんな節操な話があるかね。IF timeもないというのに。いやー、まさかね。まさかまさか。と言いながら食い入るように文面を読む。添付の書類にフライトタイムの詳細を記入して送れとある。気がつくと、何回も見直ししたアプリケーションを丁寧な英語書いたEmailに添付して送っていた。

「こんなのみーんなに送っているよね。宝くじみたいなもんだからね。」

不自然な笑いを浮かべてぬか喜びを警戒した。




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2018エアライン

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